「オーちゃんとスケート行きたい」という孫とその母親(私の娘)を連れて、近所のスケートセンターへ。
「オーちゃん」とは私のことで、どうやら私の体型からいつの間にかこう呼ばれるようになった。母親の入れ知恵に決まっているけれど、孫なら許せる。
「スケートに行きたい」というのも母親の入れ知恵で、去年はじめて孫をスケートに連れて行ったとき、才能の片りんも見つけられずに悔しい思いをしたそのリベンジだろう。確実に1才大人になったのだから、少しはマシになったかと私も期待した。
ところがギッチョン(懐かしいことば!)、2枚刃の子供用スケート靴を履いた瞬間から、ただの床にすら立つこともできない(貸靴が新しくなって刃の幅が狭い)。
リンクでは言うに及ばず、私の手にぶら下がりながら、あっちによろけ、こっちによろけ……視線も散漫で集中しない。その横を、孫と同い年くらいの子供がヨチヨチと滑っていく。この違いは何なんだ?
唯一の救いは、「もう帰ろう」と言い出してリンクから出たとき、立てないはずの2枚刃でスタスタと歩いて行ったこと。娘と私の目が点になった!
あんなんでも孫の体幹が鍛えられたらしい。スケートおそるべし。
※上の写真、左の着ぶくれた幼児も可愛い。