山小屋のベランダでくつろぎながら、ふと疑問が湧きました。
「軽井沢はなぜこんなに涼しいんだろう?」
だって、不思議じゃありませんか?
軽井沢は東京よりも明らかに太陽に近い。しかも、暖められた空気は上昇する。だったら東京より軽井沢の方が暖かくなるはずなのに、現実はそうじゃない。
で、しばらく思案してみて思いつきました、「そうだ、空気が薄いからだ」。
つまり太陽の熱を伝える空気の量が少なくなるために気温が下がるのだろうと。
早速、ネットで調べてみました。
出て来る、出て来る……「東京より軽井沢のほうが涼しいのはナゼ?」なんていう投稿もあります(笑)。
それで分かったこと。
「空気が薄いから」というのはアタリでした。でも、「太陽の熱を伝える空気の量が少ないから」というのは誤りのようです。
簡単にまとめると、ほぼ以下のようです。
・太陽光は空気を透過し、空気ではなく地面を暖める。暖められた地面は空気を暖めるため、地面に近いほど気温が上がる。
・気圧は標高が高い所ほど低い。気圧が低くなると空気は膨張し、その際にエネルギーを奪われて温度が下がる(「断熱膨張」と言うそう)。
・軽井沢にももちろん地面はあり、地面の熱で空気は暖められるが、気圧の低さによる温度降下の方が勝り、低地よりも涼しくなる。
うーん、分かったような分からないような。要するに、気圧が低いから涼しくなるようですね。
だとしたら、台風などの超低気圧が来ると、東京なども軽井沢のように涼しくなるのだろうか? 答えはご自分で調べてみてください。