「矢ヶ崎山から秋色に染まった軽井沢の町並みを眺める」という願いは、今年も不発に終わった。
4日(土)は朝から霧模様で、プリンス通りから矢ヶ崎山が見えない状況。朝霧は晴れるという観天望気に望みを託して、国道18号の碓氷峠から登り始めたが、結局最後まで軽井沢側は雲の中だった。
(↓ 頂上からの軽井沢側はこれだもの!) 前々回は正月に登って大展望を満喫し、前回はクマに出遭って途中で引き返し、今回が3度目。お天気は悪かったものの、改めてこの山、軽井沢町民のハイキングにはとても良い条件が揃っていると感じたしだい。
・45分~50分で頂上まで登れる。
・頂上(とその付近)からの展望は抜群。
軽井沢(と離山&浅間山)を絶好の角度で眺められるだけでなく、群馬側の展望も旧碓氷峠の見晴らし台をしのぐ。
・適度なアップダウンの登山道。
(↓ 頂上の古い標識と頂上から群馬側を見る。その下は途中の道。)
なのに、登る人がよほど少ないのか、登山道の現状は荒れ気味で、ルートも分かりづらい。一部、背丈までのススキをかき分けて歩き、誤ってスキー場のゲレンデに出てしまった。
登りは頂上が見えていれば迷っても大丈夫だが、危ないのは下山時、頂上直下の尾根伝いに下っていくと東矢ヶ崎山へのルートに入り、そのまま群馬側の枝尾根を下ってしまう(今回やっちまいました)。
プリンスホテル側からのルートもあるようだが、碓氷峠ルートの方がコースとしては楽しい。一般のハイキングコースにするためには標識などの整備が必要だ。